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香りを纏う、新たな自分に出会う。ハイブランドフレグランス入門

ハイブランドフレグランスは、単なる香り付け以上の体験をもたらします。それは、あなたの個性やスタイルを際立たせ、自信を与え、日常を特別なものに変える力を持っています。しかし、「どのように使えば良いのだろう?」と戸惑う方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、ハイブランドフレグランスを初めて使う方に向けて、その選び方から基本的な使い方、そしてワンランク上の楽しみ方までを詳しくご紹介します。香りの世界への第一歩を、一緒に踏み出しましょう。



1. ハイブランドフレグランスとは?

ハイブランドフレグランスとは、シャネル、ディオール、ルイ・ヴィトン、エルメスといったファッションブランドが手掛ける香水のことです。これらのフレグランスは、以下のような特徴を持っています。


〇上質な香料と複雑な調香

厳選された希少な香料が用いられ、熟練した調香師によって複雑で奥深い香りが生み出されます。時間の経過とともに香りが変化する「香りのピラミッド(トップノート、ミドルノート、ラストノート)」が明確に感じられるものが多いです。


〇洗練されたボトルデザイン

ブランドの世界観を表現した美しいボトルは、それ自体がアート作品のようです。


〇ブランドストーリーと世界観

香りには、それぞれのブランドが持つ歴史や哲学、そして描く世界観が込められています。



2. 自分にぴったりの香りを見つける

初めてのハイブランドフレグランス選びは、まさに宝探しです。


2-1. 香りの種類を知る


フレグランスは、香料の濃度によって種類が分けられます。濃度が高いほど香りが強く、持続時間も長くなります。


〇パルファム (Parfum/Extrait de Parfum)

香料濃度15~30%。最も濃度が高く、持続時間も5~7時間と長め。少量でもしっかり香ります。


〇オードパルファム (Eau de Parfum/EDP)

香料濃度10~15%。持続時間は4~5時間程度。最も一般的で使いやすいタイプです。


〇オードトワレ (Eau de Toilette/EDT)

香料濃度5~10%。持続時間は2~4時間程度。軽やかな香りで、日常使いしやすいです。


〇オーデコロン (Eau de Cologne/EDC)

香料濃度2~5%。持続時間は1~2時間程度。リフレッシュしたい時など、ごく短時間香らせたい時に適しています。



2-2. 香りのタイプを理解する


香りは大きく分けて、いくつかのタイプに分類されます。あなたの好みに合う香りを見つける手がかりになります。


〇フローラル系

華やかでフェミニンな印象。ローズ、ジャスミン、ミュゲなど。


〇シトラス系

フレッシュで爽やかな印象。レモン、オレンジ、ベルガモットなど。


〇ウッディ系

落ち着きがあり、知的な印象。サンダルウッド、シダーウッド、ベチバーなど。


〇オリエンタル系

エキゾチックでミステリアスな印象。バニラ、スパイス、アンバーなど。


〇グルマン系

甘く美味しそうな印象。キャラメル、チョコレート、ハニーなど。


〇フゼア系/シプレ系

クラシックで洗練された印象。メンズフレグランスによく見られます。


2-3. 試着のコツ

実際に香りを試す際には、いくつかのポイントがあります。


〇ムエット(試香紙)で試す

まずはムエットにスプレーして、トップノートを確認します。


〇肌に乗せて試す

気になる香りは、少量手首や腕の内側など、脈打つ部分にスプレーして試します。香りは体温によって変化するため、実際に肌に乗せて時間を置くことが重要です。


〇一度に試すのは2~3種類まで

香りの感覚が麻痺してしまうため、一度に多くの香りを試すのは避けましょう。 コーヒー豆の香りを嗅ぐことで、香りの感覚をリセットできると言われています。


〇時間を置いて変化を楽しむ

スプレーしてから30分後、1時間後、数時間後と、香りの変化(ミドルノート、ラストノート)を確認しましょう。ラストノートは特に、長時間身につける香りとなるため重要です。


〇お店の人に相談する

どんな香りが好みか、どんなシーンで使いたいかなどを伝えると、プロの視点からおすすめの香りを提案してくれます。



3. ハイブランドフレグランスの基本的な使い方

香水は「つける」というよりも「纏う」という感覚で使いこなすのがポイントです。



3-1. つける場所


香水は、体温の高い部分につけることで香りが広がりやすくなります。


〇手首の内側

最も一般的な場所。脈打つ部分なので、香りが立ちやすいです。


〇首筋、うなじ

ほのかに香らせたい時に。


〇ひじの内側

腕の動きに合わせて香りが広がります。


〇ひざの裏

脚の動きに合わせて、下から上に香りが立ち上ります。


〇ウエスト、お腹

香りが強すぎると感じる場合や、香りを長時間持続させたい場合に。



3-2. つける量


ハイブランドフレグランスは香りが強いため、つけすぎは禁物です。


〇1~2プッシュが基本

まずは少なめから始め、足りなければ徐々に増やしていくのがおすすめです。


〇軽めに香らせたい場合

空間に1~2プッシュして、その下をくぐるようにすると、体全体にふんわりと香りが纏われます。


3-3. 避けるべきつけ方

〇擦り合わせる

香りの分子が壊れてしまい、本来の香りが楽しめなくなります。スプレーしたら自然に乾かしましょう。


〇服に直接つける

シミになる可能性があります。特にデリケートな素材の服にはつけないようにしましょう。


〇乾燥肌に直接つける

香りが早く飛んでしまうことがあります。保湿された肌につける方が香りが長持ちします。



4. ワンランク上の使いこなし術

さらに香りの楽しみを深めるためのヒントです。


4-1. レイヤリング(重ね付け)


異なる香りを重ねてつけることで、自分だけのオリジナルな香りを生み出すことができます。


〇同じブランドの異なるアイテムで

ボディクリームやシャワージェルなど、同じ香りのラインで揃えるのは定番。


〇異なるブランドの香水を重ねる

軽めのシトラス系とフローラル系、あるいはウッディ系とスパイシー系など、相性の良い組み合わせを探してみましょう。ただし、最初はシンプルな組み合わせから試すのがおすすめです。



4-2. シーンに合わせた使い分け


香りは、TPOに合わせて使い分けることで、より洗練された印象を与えます。


〇オフィス

控えめで爽やかなシトラス系や軽めのフローラル系。オードトワレなど、香りの弱いタイプがおすすめです。


〇デート

華やかで魅惑的なフローラル系やオリエンタル系。少し甘さのある香りも良いでしょう。


〇カジュアルな外出

親しみやすいグリーン系や、軽やかなフルーティー系。


〇特別な夜 深みのあるウッディ系、オリエンタル系、あるいはパルファムなど、重厚感のある香り。



4-3. 香りの持続性を高めるには


〇保湿された肌につける

乾燥している肌よりも、保湿されている肌の方が香りが長持ちします。無香料のボディクリームやローションで保湿してからつけるのがおすすめです。


〇ヘアフレグランスを使う

髪の毛は香りをキャッチしやすいため、ヘアフレグランスを併用すると、動くたびにふんわりと香りが広がります。香水はアルコール濃度が高く髪が傷む可能性があるため、専用のヘアフレグランスを使いましょう。


〇香りを重ねる

上記のレイヤリングも、香りの持続性を高める方法の一つです。



5. 保管方法

香水は、適切に保管することで品質を長く保てます。


〇直射日光を避ける

香りの成分が劣化し、変色や変質の原因になります。


〇高温多湿を避ける

温度や湿度の変化が少ない、涼しい場所で保管しましょう。


〇箱に入れて保管する

光から守るだけでなく、衝撃からもボトルを守ることができます。


〇浴室での保管は避ける

湿気や温度変化が激しいため、香水の保管には適しません。



■まとめ

ハイブランドフレグランスは、あなたの魅力を最大限に引き出し、日々に彩りを与えてくれる素晴らしいアイテムです。

最初の一本を選ぶ際には、時間をかけてじっくりと、あなたの心惹かれる香りを見つけてください。そして、この記事でご紹介した使い方を参考に、自分らしい香りの纏い方を見つけて、香りのある豊かな生活を楽しんでください。

香りを纏うことは、自分自身を表現するアートです。さあ、あなたもハイブランドフレグランスの奥深い世界へ足を踏み入れてみませんか?


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©2023 合同会社ラパンサービス

Écrit par Hideo Yamamoto.

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