休暇明けのネガティブな感情の正体
- LAPIN PDG
- 1月5日
- 読了時間: 3分

〜ポストバケーション・ブルーに注意〜
休暇明け、デスクに戻った瞬間に襲ってくる「あの重だるい感覚」。
それは単なる怠け心ではなく、「ポストバケーション・ブルー(休暇後遺症)」と呼ばれる心理的な現象です。
仕事への意欲が湧かず、集中力が途切れ、どこか虚無感を感じる……。そんな状態を素早く脱し、パフォーマンスを平時の水準に戻すための処方箋をまとめました。
1. ポストバケーション・ブルーの正体
なぜ、リフレッシュしたはずなのに体調や気分が優れないのでしょうか? 主な要因は「変化への適応ストレス」です。
・アドレナリンの急落
休暇中の高揚感(非日常)から、ルーチンワーク(日常)への急激な切り替えに脳が追いついていない状態です。
・自律神経の乱れ
旅行による移動や生活リズムの変化により、交感神経と副神経のバランスが崩れ、疲労感として現れます。
・「理想」と「現実」のギャップ
自由な時間から、タスクと時間に追われる環境に戻ることへの心理的抵抗です。
2. 仕事モードへ切り替える「3つの戦術」
ビジネスパーソンが最短で戦線復帰するための具体的なステップを紹介します。
① 「スロースタート」を自分に許す
復帰初日から100%の出力でエンジンを回そうとするのは禁物です。
・最初の2時間は「整理」に充てる
メールの確認とタスクの優先順位付けだけに集中し、重い意思決定や会議は午後、あるいは翌日以降に設定しましょう。
・ToDoリストの細分化
「プロジェクトの企画」といった抽象的な単位ではなく、「資料の1ページ目を作る」など、極限までハードルを下げたタスクから着手します。
② 生活リズムの「ソフトランディング」
・「あと1日」の余裕を持つ
可能であれば、休暇の最終日は予定を入れず、自宅で日常のサイクル(起床・食事時間)に戻す「予備日」に設定するのが理想です。
・日光を浴びる
朝に太陽光を浴びることで、幸福ホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌を促し、体内時計をリセットします。
③ 「次」の楽しみを即座に予約する
ポストバケーション・ブルーは「楽しみが終わってしまった」という喪失感から来ます。
・小さなご褒美の設定
週末のディナー、数ヶ月後の小旅行など、次の「非日常」をカレンダーに書き込みましょう。脳が「今の仕事はその楽しみのためのプロセスである」と再定義し、モチベーションが回復しやすくなります。
3. ブルーを未然に防ぐ「休暇前の仕込み」
次回の休暇をよりスムーズに終えるために、ビジネススキルとして以下の準備を推奨します。
※休暇前日
・デスクを片付ける(綺麗なデスクに戻ることで視覚的ストレスを軽減)。
・休み明け「最初の1時間」にやることをメモしてPCに貼っておく。
※休暇中
・仕事のメールをチェックしない(オン・オフの境界を明確にする)。
優秀なビジネスパーソンほど、休むことも「仕事の一部」と捉えます。ブルーを感じるのは、あなたがそれだけ全力でリフレッシュできた証拠。自分を責めるのではなく、脳の仕組みを理解して戦略的に日常へ戻りましょう。



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