悪徳起業コンサルの巧妙な手口と実態
- LAPIN PDG
- 5月21日
- 読了時間: 4分

〜Z世代の「成長したい気持ち」が狙われる?〜
「会社に依存せず、自分の力で稼ぎたい」「若いうちに圧倒的に成長して、市場価値を上げたい」――そんな熱い思いを持つZ世代が増えています。素晴らしい挑戦心ですが、悲しいことに、その「純粋な成長意欲や焦り」を都合よくカモにする悪徳起業コンサルタントや怪しい起業塾が後を絶ちません。
彼らは「ラクして稼ごう」という人だけでなく、むしろ「真面目で、将来に対して真剣に悩んでいる人」ほど巧みに引きずり込みます。今回は、彼らが使うリアルな手口と、騙されないための防衛策を解説します。
■悪徳起業コンサルの巧妙な手口
彼らのアプローチは非常にシステム化されています。親しみやすいSNSの画面の裏で、気づいたときには「断れない空気」を作られているのが特徴です。
1. SNSでの「共感」と「不安」のハイブリッド演出
かつての詐欺といえば「大量の札束」や「高級車」の成金アピールが定番でしたが、今のトレンドは異なります。TikTok、Instagram、Threadsなどで、彼らは次のように語りかけます。
・「元・手取り15万の社畜で、コミュ障だった僕が…」
(親近感とストーリーの演出)
・「今のままだと、10年後も会社に買い叩かれる人生ですよ」
(将来への不安を過剰に煽る)
・「スキルなし・未経験から3ヶ月で月収50万を達成した秘密」
(再現性の強調)
★ ココが罠
「ギラキラした成功者」ではなく、「優しくて頼れる、ちょっと先を行く等身大の先輩」のキャラクターを演じて距離を縮めてきます。
2. 「無料」を入り口にした密室カウンセリング
「DMをくれた人限定で無料相談」「プロフのURLから公式LINEに登録で有料級の動画プレゼント」など、最初は一切お金を要求しません。
しかし、いざ個別面談(Zoomなど)が始まると、一気に心理的な揺さぶりをかけてきます。
・あなたの将来の不安や現状の不満を徹底的にヒアリングし、深く共感する。
・「あなたには素晴らしい才能がある。ただ、自己流のやり方だと絶対に失敗する」と持ち上げる。
・「今ここで決断できない人は、一生起業なんて無理だよ」とプライドや焦りを刺激する。
3. 「今日だけの特別価格」で即決を迫る
面談の終盤、ついに本命である「高額なコンサル契約やスクール入塾(50万〜100万円以上)」を提案してきます。
「高いので一度考えます」と躊躇すると、「今日申し込むなら特別に30万円引き」「この場で決めないと、次の募集は未定」と、冷静に考える時間を奪います。お金がない学生や新卒に対しては、「未来への投資だからすぐ回収できる」と言いくるめ、その場でクレジットカードの分割払いや、消費者金融での借り入れを指示するケースも多発しています。
■契約した後に待っている「絶望的な実態」
大金を払って契約した後に待っているのは、輝かしい起業ライフではありません。
・中身はネットの無料情報レベル
渡される教材やノウハウは、YouTubeや本で調べれば数時間でわかる基礎知識ばかり。
・質問すると「マインド(精神論)」のせいにされる
「結果が出ない」と相談しても、「あなたの覚悟が足りない」「行動量が足りない」と突き放され、すべて自己責任に仕立て上げられます。
・実態は「マルチ(紹介ビジネス)」
最終的に「このコンサルを他の人に紹介すれば、紹介料として◯万円あげるよ。これが一番手っ取り早く稼げるビジネスの練習だよ」と言われ、自分自身が次のZ世代を勧誘する加害者の片棒を担がされる構造になっています。
■これが出たら即逃げるべき「レッドフラッグ」
〜騙されないために!〜
もしあなたが相談しているコンサルタントやスクールが、以下の項目に1つでも当てはまったら、すぐに連絡を絶ちましょう。

■本当の起業は「焦り」からは生まれない
起業やフリーランスという選択肢自体は素晴らしいものです。しかし、ビジネスの基本は「誰かの困りごとを解決して、その対価をもらうこと」であり、「高額なコンサル料を払えば、魔法のように成功させてもらえる場所」ではありません。
本当に信頼できるメンターや先輩は、あなたのリスクも一緒に考えてくれますし、「一度持ち帰って、信頼できる人に相談してみて」と言ってくれるはずです。焦って怪しい大人に大金を払うくらいなら、まずは数千円の本を数冊読むか、小さく自分でできることから手を動かしてみませんか?
あなたの「挑戦したい」という貴重なエネルギーが、おかしなビジネスに搾取されないことを切に願っています!



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